漫録

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2007年07月24日

平成19年07月24日

天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと云へり。(中略)されども今広く此人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、其有様雲と泥との相違あるに似たるは何ぞや。其次第甚だ明なり。教に、人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なりとあり。されば賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとに由て出来るものなり。

「云へり」と有るから「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」は少なくとも何つかからの引用に決つてゐる。諦かに翁の言ひたいことは別にある。
翁は、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と(耶蘇は)云ふが、世にはやつぱり「上下」は有ると云つてゐる。平等ぢやないことを知つて、「上」の人になりたければ學問をせよと云つてゐる。だから、この本の名前は『學問のすゝめ』と謂ふ。

別記

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