漫録

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2006年10月19日

平成18年10月19日
藤原正彦『国家の品格』讀了。讀者と言ふか、現今の日本人に媚びられるだけ媚びた代物。惡しきレトリック(「議論の嘘」と云ふ奴です)を取り上げて「どうだい、破綻してゐるだらう。」とか言つて見せたり(自覺的なら、詭辯ですね)論理の矛盾を論理的に説明して見せたり(何がしたいのでせう)、かと思へば歸納法(と言ふか實際の處、單なる思ひ込み)を遣つて天才の生まれる土地を割り出してみたり、さう言ふことが延々書いてある本。第一章の一發目で「私は狂信者である」と表明してゐる珍しい本。わらふにわらへない、と云ひつゝ失笑してゐる吾がゐる。
こんな本が賣れると言ふのだから、日本國が品格を持つた國家になることは「夢ですね。」──と、買つた人間が云つて見ます。──92冊。

別記

りそーすの情報
広告
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。