漫録
2005年12月14日
- 5
- 「
平和な社会、言論の自由、民主主義と基本的人権、私たちがブロガーとして空気のように当たり前に享受しているかけがえの無い「価値」は、その多くが日本国憲法によって守られてきたものです。
」
平和な社会
! 何て魅惑的な表現なのでせう。──そこで御願ひがあります。「平和
」を定義してみませんか。
- 「
言論の自由
」なんて多くのブロガーは氣にしちゃゐないだらう。「(なんかよく解らないけども)言論の自由
が犯されさう」なときに「氣にしてみせる」くらゐなものである。時間が経てば誰も騒がなくなる。或いは、己が意見を正當化する際に用ゐられる程度だらう。だが、言論活動は意識的なものであるから「言論の自由
」は意識せずに保たれない。──「私たちがブロガーとして空気のように当たり前に享受
」してゐるなかに「言論の自由
」を含めてはならない。と云ふか、憲法が無くても「言論の自由
」は保たれるべきものなのでは──憲法に保障されてゐるから「有る」と言ふもの、では無いのではないか。
- 民主主義は、政治形態としてはつたないから、
かけがえの無い「価値」
を持たない。
基本的人権
に至っては、日本國憲法が天賦のものとしてゐる。「偶々ある」だけのものに、かけがえの無い「価値」
何ぞ「無い」だらう。
- ──何と言ふか、「價値のないもの」に無理矢理價値を持たせてゐる感が拭へない。觀念的で實のないものを廣げてゐるだけだからだらう。
別記
- りそーすの情報
-
- 広告