漫録
2005年10月10日
- 平成17年10月10日
- [valid志向]に附いて書いて見たんだけれども、何か違ふやうな氣がして(読み返すのはあんまり好きぢゃないけども)読み返した。……やっぱり[あった]よ。泣き。
- 「敢へて、曲がりなりにもvalidなsourceを出力するテンプレートなんて作る必要がないと思ふ。」なんて書いたけども、でたらめもいゝところ。作る必要は[ある]が、それは最低条件であるに過ぎない。validatorでinvalidならば、それは、そもそもHTMLとして成り立ってゐない。若し、それにDTDが附いてゐれば「DTDの詐称」である。(ぢゃあ、DTDが無ければいゝってものでもない。DTDが無ければ、HTMLに似てゐる、ただのテキストファイルである。)
- そこにきて、假に、「例ひテンプレートでvalidでも、テンプレートを實際に使ふ人がinvalidな文章を書き込んだら意味がない。」と云ふ者がゐたとしたら、斯う答へる。
- 「[テンプレート屋]はテンプレートを作る處まで考へればよい。テンプレートの時點で[invalidな文章]な場合、利用者が何う足搔いてもそのテンプレートで[validな文章]を書くことは不可能である。それが自覚された時點で、貴方のそのテンプレートは使はれなくなる」と。
- んで、此処で初めてdiv要素云々の話ができるかな。あー、これで行くと[valid志向]なるカテゴリ自體に疑惑。と云ふか、無い方がよい。暗黙でvalidなテンプレートでなければ、幾らテンプレートの數が多くとも、ノイズでしかない。
- 附記
- これでは安易に他人、特に初心者には勧められない。
- まぁ、[見映えの為]に構造を変へると云ふ時點で本末轉倒で、CSSといふ技術が何である──或いはなんの為にあるのか、システムの開発者自身が[解ってゐない]んだと思ふ。
別記
- りそーすの情報
-
- 広告