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漫録

2006年10月26日

平成18年10月26日
野球中繼の後の延長を知らせるテロップは何故番組と番組の間だけなのか。15分毎や30分毎に、定期的に知らせて呉れたら吾はいつから本を讀んで寐てゐるのに。大體、折角局のウェブサイトがあるのだから何分延長したとかいふ情報くらゐ直ぐに載せたつて良ささうなものぢやないかえ。斯う云ふのを寳の持ち腐れと謂ふ。
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2006年10月25日

平成18年10月25日
日本シリーズが延長した所爲で、何時間延長したのかを見るためだけに見たくもないTV番組を點けてゐる。一向に「延長時間」が表示されない。何處のチームが對戰してゐるのかは知らないが、ちんたら遣つてんぢやないよ、全く。吾は何時寐られるんだ?
平成18年10月25日
否、それあ「政治的發言」の中にだつて讀んでゐて面白いなと思ふものがあることはある。けれど、「政治的發言」それ自體が本質的に面白いと言ふのではない、と。

2006年10月24日

平成18年10月24日
政治的發言と謂ふものは、誰の發言に依らず、詰まらないものだと感じる。
平成18年10月24日
昨日1冊買つた。風邪を引いたらしい、關節が痛い。──93冊。

2006年10月19日

平成18年10月19日
藤原正彦『国家の品格』讀了。讀者と言ふか、現今の日本人に媚びられるだけ媚びた代物。惡しきレトリック(「議論の嘘」と云ふ奴です)を取り上げて「どうだい、破綻してゐるだらう。」とか言つて見せたり(自覺的なら、詭辯ですね)論理の矛盾を論理的に説明して見せたり(何がしたいのでせう)、かと思へば歸納法(と言ふか實際の處、單なる思ひ込み)を遣つて天才の生まれる土地を割り出してみたり、さう言ふことが延々書いてある本。第一章の一發目で「私は狂信者である」と表明してゐる珍しい本。わらふにわらへない、と云ひつゝ失笑してゐる吾がゐる。
こんな本が賣れると言ふのだから、日本國が品格を持つた國家になることは「夢ですね。」──と、買つた人間が云つて見ます。──92冊。

2006年10月18日

平成18年10月18日
文庫サイズのブックカヴァーはあるのに新書サイズのブックカヴァーが店頭に見あたらない。『共産黨宣言』ですら何も附けずに讀むのだから無きや無くても好いんだけども、一つくらゐ持つておきたい。

2006年10月17日

平成18年10月17日
5冊購入。本にリーフレットやら讀者カードの葉書やらを挾むなら、栞も挟んで欲しい。栞は無いと不便だが、リーフレット云々は無くとも問題はなく、寧ろ、時には邪魔でもある。──93冊。

2006年10月16日

平成18年10月16日
ネタがないのではない、ネタを忘れるのだ。

2006年10月13日

平成18年10月13日
藍上陸『Beurre・Noesette 世界一孤独なボクとキミ』讀了。伏線を畳み始めたときから殆ど最後まで落ちの豫想が附いたけれども、最後の落ちまでは讀めなかつた。主人公、屑。他の小説なら間違ひなく脇役だと思ふ。森中林檎、好い。今年讀んだ小説のキャラクタの中では首位。森中家の面々は他にも活躍出來さう。出來さうだけれども敢へて望まない。──88冊。

2006年10月12日

平成18年10月12日
毎日數百件から來てゐた、海外からのものと思はれるspamトラックバックが止んだ。FC2Blog の中の人、御疲れ樣です。

2006年10月11日

平成18年10月11日
平成18年10月11日
富山太佳夫『笑う大英帝国──文化としてのユーモア』。多分類書を讀んだ經驗のある人が對象なのだらう、「これくらゐ知つてゐる」と言ふ前提で書いてある處があり、置いて行かれることがある。割切つて讀めば面白い。私事だが、ジョナサン・スウィフト『使用人心得』とか、J・M・バリー『あつぱれ、クライトン』とか、讀んでみたいと思つてゐる作品が紹介されてゐて參考になつた。
石川九楊『「書く」ということ』。九楊の書く、具體的な話は理解できるけれども、抽象的な話になると、途端に何を言つてゐるのか解らなくなる部分が結構ある。參考になる物は慥かに「あつた」。けれども、題名に叛して惡文が少なからずあるし、構成も妙にゴチャゴチャしてゐて讀難い。未だ讀んでゐない人は無理して讀まなくてもいゝと思ふ。マルクスを褒めてゐる邊り、前掲の本よりも岩波的な人だと思つた。──89冊。

2006年10月10日

平成18年10月10日
昨日2冊買つた。岩波書店が出した『鷗外選集』が一揃へ、ブックマーケットにて賣られてゐた。八千四百円。欲しい。全集なら何としてでも買ふのだけれど選集と言ふのが引搔かる。まあ、誘惑に負けて近々買ひさう。來月まで賣れないでゐて御呉れ。
んで、その下に『漱石全集』が置いてあつた、こちらも一揃へ。詳しく見てゐないけれども、慥か一万七千円代だつた筈。値が張るので諦めもーど。──91冊。

2006年10月08日

平成18年10月08日
古典漢文を讀みたいと常々思つてゐる。けれども中々よい本がない。どれもこれも本文(書下し文)の後に現代語譯やら何やらがゴチャゴチャと附いてゐる。別に勉強の爲にやるのではないのだから讀物として讀める體裁──本文と譯文が別記してあるのが望ましい。例へると、角川文庫が出してゐる『古事記』のやうな感じ。知らない人には判り難いかな。

2006年10月07日

平成18年10月07日
大抵昼の休憩中には昼寢をするのだけれども、昨日今日と途中で起こされてゐる。止めて欲しいが、止まないだらう。
平成18年10月07日

2006年10月05日

平成18年10月05日
5冊買ふ。──89冊。

2006年10月04日

平成18年10月4日
一年を日數で言つたら365日。365日を時間で云つたら……。分で云つたら……。秒で云つたら……。──これつて、子供が百円貰ふとき、百円玉一枚で貰ふよりも、十円玉十枚で貰ふ方を喜ぶのに似てゐるのぢやないだらうか。單位を換へて桁を増やしても「安易なレトリック」でしかないよ。

2006年10月02日

平成18年10月02日。
慥か3日くらゐ前に1冊讀了。──84冊。

別記

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